通学の特徴
マンション管理士試験の勉強法には「独学」「通学」「通信」という3つの方法があります。
このページでは「通学」の特徴についてまとめてみました。
<通学の特徴>
- 費用は、高額である。
- 教材は、学校指定のものを使用する。
- 学習ペースは、学校のカリキュラムに拘束される。
以上が、通学の特徴になります。
「独学の特徴」のページを読んだ方はお気づきかと思いますが、通学の特徴は、独学の特徴の裏返しになります。
まず、費用に関してですが、学校によって多少の違いこそありますが、約10万円というのが受講料の目安となります。
そして、通学にかかる費用は受講料だけではありません。自宅から会社までの通勤圏内に学校があれば問題ありませんが、そうでない場合には、交通費も別途発生します。
教材は、学校指定のものを使用します。だからこそ、受験指導校を選ぶ際には、テキストにもこだわりたいものです。「基本テキストの選び方」のページに、良いテキストの条件をまとめていますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。
最後に、学習ペースに関してですが、「学校のカリキュラムに拘束される」と書くとデメリットのように感じられるかもしれませんが、決められたとおりに学習を進めていけば良いのですから、楽と言えば楽です。学習スケジュールについてあれこれ考えずに済むので、勉強に集中できるというメリットもあります。マンション管理士試験に初めて挑戦する受験生には、おすすめの勉強法と言えます。
ただし、通学にもいくつかのデメリットがあります。
●デメリット1
当たり前ですが、自宅または会社の近くに受験指導校がなければ通うことができません。また、たとえ通うことのできる距離にあったとしても、移動時間がロスになる恐れがあります。電車の中でできる勉強もあるにはありますが、それほど高い学習効果が望めるわけではありません。
●デメリット2
通学講座では、講師の選択の余地があまりありません。講師のなかには、教えるのが上手い人もいれば、そうでない人もいます。あなたが通う学校に、教えるのが上手い講師がいれば良いのですが……。