通信の特徴
マンション管理士試験の勉強法には「独学」「通学」「通信」という3つの方法があります。
このページでは「通信」の特徴についてまとめてみました。
<通信の特徴>
- 費用は、やや高額である
- 教材は、学校指定のものを使用する。
- 学習ペースは、カリキュラムはあるが、自分のペースで進めることができる。
以上が、通信の特徴になります。
一言で言えば、通信とは、通学と独学のハイブリッドの勉強法と言えるかもしれません。
講座の側で、テキストはもとより、カリキュラムまで用意・提供してくれる点は、通学と同じです。一昔前の通信講座と言えば、添削サービスが中心でしたが、最近では本格的な講義DVDや質問サービスが付いた講座も少なくありません。
「通学の特徴」のページで、通学のデメリットを2点紹介しましたが、通信を利用すれば、それらを解消することもできます。
まず、近くに受験指導校がなくても問題ありませんし、何より学校に通う必要がないので、そのぶん時間を有効に活用することができます。
そして、通学には講師のあたり・はずれの問題がつきまといますが、通信講座(=講義DVD)の場合には、その学校のなかでもっとも教えるのが上手い人が受け持つことがほとんどなので、最高品質の講義を受講することができます。
さて、一見すると、“いいことづくめ”のように思える「通信」ですが、気をつけなければならない点もあります。それは、通信講座を行っている学校・会社によって、講座の質にバラツキがあることです。
たとえば、このページのなかでも何度か「講義DVD」の話をしましたが、そうしたメディア教材がある講座とない講座があります。メディア教材がなく、紙のテキストだけなら、それは独学するのとほとんど変わりありません。
また、紙のテキストも、講座によって大きく異なるようです。
「印刷はカラーか」「図表は豊富か」などの観点から、読みやすく分かりやすいテキストの講座を選ぶようにしてください。